インプラントは何年もつ?寿命を延ばすためにできること
- 2025年6月7日
- 未分類
目次
葛飾区金町の歯医者・矯正歯科『かなまち志田歯科』です。
インプラントは長期的に安定した使用ができる治療法として、多くの方に選ばれています。
とはいえ「どれくらいもつのか」という疑問を持つのは当然のことです。
実際にインプラントの寿命は10年を超えるケースも多く、専門機関によるデータでも高い耐久性が示されています。
今回は、インプラントの平均的な寿命、影響する要因、長持ちさせるためのポイントについて詳しく解説します。
治療前に正しい情報を得ることで、不安を解消し納得のいく選択ができるようになります。
結論として、インプラントは正しいケアと環境が整えば10年以上もたせることが可能です。
インプラントの平均寿命
インプラントは適切な環境とメンテナンスがあれば10年以上の使用が可能です。
とくにチタン製のインプラント体は生体適合性が高く、長期的な安定性に優れています。
実際に10年後の生存率は90%を超えるといわれており、多くの患者が長く使用できています。
一方で人工歯部分は摩耗や破損のリスクがあるため、一定期間ごとに交換が必要な場合もあります。
インプラントの寿命は部位や使い方によって異なるため、個別の診断とアドバイスが重要です。
寿命に影響する生活習慣
インプラントの耐用年数を左右する要因のひとつに、日々の生活習慣があります。
特に喫煙は血流を悪化させ、インプラント周囲炎のリスクを高めるため注意が必要です。
また、糖尿病などの全身疾患も成功率に影響を及ぼす可能性があるとされています。
咬み合わせのバランスが悪い場合もインプラントに過剰な負荷がかかり、破損の原因となることがあります。
これらの要素をコントロールすることで、インプラントの寿命を大きく延ばすことができます。
インプラントを長持ちさせるためのポイント
インプラントの寿命を延ばすには、以下のようなポイントが大切です。
- ・正しいブラッシングとフロスの活用
- ・歯科医院での定期的なメンテナンス受診
- ・咬み合わせの定期的なチェック
- ・禁煙や生活習慣病の管理
- ・硬いものを過剰に噛まないよう意識する
これらを日常的に実践することで、インプラントの耐久性を高めることができます。
メンテナンスとアフターケアの重要性
インプラントを維持するには、治療後のアフターケアが非常に重要です。
天然歯と違いインプラントは虫歯になりませんが、歯周病に似たインプラント周囲炎のリスクがあります。
そのため、定期的に歯科医院でクリーニングと咬み合わせのチェックを受ける必要があります。
特に初期のトラブルは自覚症状が少ないため、早期発見がカギになります。
継続的な通院と自己管理の両立がインプラントの長期的な成功につながります。
信頼できる医師選びがカギ
インプラント治療を成功させ、長く使用するには歯科医師の技術と体制も重要です。
経験豊富な医師であれば、骨の状態や噛み合わせを総合的に判断し、最適な治療計画を立ててくれます。
また、CTや3D画像診断などの精密な設備があると治療の正確性が向上します。
術後のフォロー体制がしっかりしているかも、医院選びの大切なチェックポイントです。
複数の医院を比較し、納得して治療を進めることで、安心してインプラントを使い続けることができます。
まとめ
インプラントの寿命は一般的に10年以上とされ、適切なケアでさらに延ばすことも可能です。
生活習慣や医師の技術、定期的なメンテナンスが成功と長期使用のカギとなります。
信頼できる歯科医院を選び、日常的なケアを継続することで、快適な口腔環境を保ち続けることができます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
志田 祐次郎 | Shida Yujiro
日本大学松戸歯学部卒業後、国保旭中央病院、医療法人恵潤会つるみ歯科・小絹つるみ歯科に勤務し、医療法人Belldent志田歯科の理事を務める。 学校法人広沢学園つくば歯科衛生士専門学校の講師を経て、絹の台歯科クリニック、いちファミリー歯科クリニックで勤務を重ね、2020年に「かなまち志田歯科」開院。
【所属】
【略歴】
- 日本大学松戸歯学部 卒業
- 国保旭中央病院 前期・後期研修
- 医療法人恵潤会つるみ歯科・小絹つるみ歯科 勤務
- 医療法人Belledent志田歯科 理事
- 学校法人広沢学園つくば歯科衛生士専門学校 講師
- 絹の台歯科クリニック 常勤勤務
- いちファミリー歯科クリニック 非常勤
金町駅/京成金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
『かなまち志田歯科』
住所:東京都葛飾区金町6-1-7 LCプレイス1階
TEL:03-5876-3443