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医療コラム

歯医者の感染対策は大丈夫?クラスB滅菌器など安全な選び方|金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」平日19時/土曜18時まで診療の総合歯科医

歯医者の感染対策は大丈夫?クラスB滅菌器など安全な選び方

歯医者の感染対策は大丈夫?クラスB滅菌器など安全な選び方

葛飾区金町の歯医者・矯正歯科『かなまち志田歯科』です。

「歯医者さんの感染対策は本当に大丈夫なのだろうか?」歯科治療を受ける際に、そういった漠然とした不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。特に、歯科治療では唾液や血液に触れる機会が多いため、衛生管理が極めて重要になります。この記事では、そのような不安を解消し、ご自身やご家族が安心して治療を受けられる歯科医院を見分けるための具体的な知識をご紹介します。

「クラスB滅菌器」をはじめとする高度な滅菌設備や、医院全体で行われている感染対策の取り組みについて理解を深めることで、安全な歯科医院を選ぶ際の明確な基準が得られるでしょう。専門的な知識がなくても、家族の健康を願う誰もが納得して治療を受けられる歯科医院を選ぶための一助となれば幸いです。

歯医者で感染対策が重要視される理由

歯科医院では、他の一般的な診療科と比較して、より厳格な感染対策が求められます。その理由は、歯科治療が持つ特有の環境と、それに伴う感染リスクの高さにあります。具体的には、歯を削る際などに発生する唾液や血液、歯の削りカスを含んだ微細な粒子(エアロゾル)が広範囲に飛散しやすいこと、そして治療器具が患者さんのお口の中や粘膜に直接触れる機会が多いことが挙げられます。

このような治療環境では、適切な対策を怠ると、患者さんから患者さんへ、あるいは患者さんから医療従事者へと、感染症が広がる「院内感染」のリスクが生じてしまいます。院内感染とは、病院やクリニック内で患者さんが新たに感染症にかかること、または医療従事者が患者さんから感染症にかかることを指します。特に歯科医院では、目に見えない微生物が介在することで、知らず知らずのうちに感染が拡大する可能性があるため、細心の注意が必要です。

これらの理由から、歯科医院では治療に使用する器具の衛生管理はもちろんのこと、医院全体の環境整備に至るまで、徹底した感染対策が不可欠となります。私たちは、患者さんと医療従事者双方の安全を守るために、なぜ感染対策が重要なのかを深く理解し、その実情を知ることが大切です。

目に見えない院内感染のリスク

歯科医院における院内感染は、具体的な経路が複数存在し、その多くは目に見えない微生物によって引き起こされます。例えば、治療に使用する器具を適切に洗浄・滅菌せずに使い回してしまったり、不十分な処理のまま使用したりすることで、前の患者さんに付着していたウイルスや細菌が次の患者さんに感染するリスクがあります。

また、歯を削る際に発生する微細な水しぶき(エアロゾル)は、ウイルスや細菌を含んで空気中に長時間浮遊し、それを吸い込むことで感染する「空気感染」のリスクも無視できません。さらに、医療従事者の手指を介して、患者さんのお口から別の患者さんや医療従事者に微生物が伝播する「接触感染」も起こりえます。例えば、グローブを適切に交換しなかったり、頻繁な手洗いを怠ったりすることも感染経路となります。

これらのリスクは、肉眼では確認できない微生物によって引き起こされるため、見た目がどれだけきれいでも、感染のリスクは存在します。だからこそ、私たちは「見えないからこそ徹底した対策が必要」という意識を持って、医院全体で感染対策に取り組むことが非常に重要なのです。

唾液や血液を介して感染する可能性がある病気

歯科医院での不適切な衛生管理は、患者さんや医療従事者にとって、特定の重大な感染症のリスクを高める可能性があります。特に、唾液や血液を介して感染する病気には注意が必要です。

具体的には、B型肝炎やC型肝炎、HIV(エイズウイルス)、梅毒、結核などが挙げられます。これらの病原体は、治療中に患者さんの唾液や血液が器具に付着し、その器具が適切に滅菌されないまま次の患者さんに使用されることで伝播する恐れがあります。また、治療中に飛散した血液や唾液が、医療従事者の皮膚の傷や粘膜に触れることでも感染のリスクが生じます。

こうした感染症は、時に深刻な健康被害をもたらすことがあります。私たちは患者さんに過度な不安を与えることは避けたいと考えていますが、これらの事実を知ることは、歯科医院での感染対策がいかに重要であるかを理解する上で不可欠です。適切な感染対策が講じられている歯科医院を選ぶことは、ご自身やご家族の健康を守る上で、非常に大切な行動と言えるでしょう。

安全な歯医者を見極める基準「滅菌」とは

歯科医院を選ぶ際に最も重要視すべき基準の一つが「滅菌」です。感染対策のレベルは、使用する器具がどの程度「滅菌」されているかによって大きく変わってきます。滅菌とは、すべての微生物を完全に死滅させる、最も高い水準の衛生管理を指します。安心できる歯科医院を選ぶためには、この「滅菌」という言葉の真の意味と、そのためにどのような設備が使われているかを理解することが不可欠です。このセクションでは、滅菌の定義から始まり、最高水準の滅菌器について詳しく解説していきます。

「滅菌」「殺菌」「消毒」の言葉の定義と違い

日常生活でよく耳にする「滅菌」「殺菌」「消毒」という言葉は、それぞれ意味合いが大きく異なります。医薬品医療機器等法(薬機法)では、これらが明確に区別されています。まず「滅菌」とは、あらゆる微生物(ウイルス、細菌、真菌など)を完全に死滅させ、または除去することで、最も高い衛生レベルを意味します。一方、「消毒」は、病原性のある微生物を、その感染力を失わせるレベルまで減少させることを指します。そして「殺菌」は、特定の細菌を殺すことを意味し、必ずしもすべての微生物を除去するわけではありません。歯科治療においては、特に外科処置や歯の根の治療で使用する器具は、患者さんの安全を確保するために「滅菌」が不可欠です。これらの違いを正しく理解することが、安全な歯医者を選ぶための第一歩となります。

滅菌レベルの最高基準「クラスB滅菌器」とは?

「クラスB滅菌器」という言葉を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。これは、ヨーロッパの厳しい滅菌規格EN13060で定められた、最高水準の滅菌クラスを持つ小型高圧蒸気滅菌器のことです。歯科医院における感染対策を語る上で、このクラスB滅菌器の有無は非常に重要なポイントとなります。

クラスB滅菌器の最大の特徴は、「プレバキューム(真空)」機能です。滅菌を開始する前に、チャンバー(釜)内を何度も真空状態にすることで、器具の内部に残った空気や水分を完全に除去します。これにより、高温・高圧の蒸気が器具の隅々まで、内部の空洞部分にまでしっかりと行き渡るようになります。

歯を削る際に使用するハンドピース(タービン)のような複雑な構造を持つ器具は、内部に微細な空洞があるため、通常の滅菌器では蒸気が届きにくい箇所が生じ、完全に滅菌することが困難でした。しかし、クラスB滅菌器のプレバキューム機能によって、このような中空の器具内部まで確実に滅菌できるため、患者さんへの感染リスクを極限まで低減できるのです。

滅菌器のクラスB・クラスS・クラスNの違い

小型高圧蒸気滅菌器には、その性能と滅菌できる器具の種類によって「クラスB」「クラスS」「クラスN」の3つのクラスがあります。それぞれのクラスには明確な用途と限界があり、これらを理解することは、歯科医院の感染対策レベルを把握するために役立ちます。

まず「クラスN」は、包装されていない固形の器具の滅菌にのみ対応しています。最もシンプルな構造のため、内部に空洞がある器具や、ガーゼなどの多孔性の器具の滅菌には適していません。「クラスS」は、包装された固形器具や、メーカーが指定した特定の中空器具にのみ対応できる中間的な性能を持っています。しかし、すべての種類の器具に対応できるわけではありません。

これに対し「クラスB」滅菌器は、固形、中空、多孔性(ガーゼなど)といった、あらゆる形状の被滅菌物を完全に滅菌することができます。歯科医療で使用される器具は多岐にわたり、ハンドピースのような複雑な構造の器具から、ピンセットやミラーといった固形器具、さらにはガーゼや綿といった繊維質の器具までさまざまです。これらの多様な器具すべてを確実に滅菌できるのは、クラスB滅菌器だけなのです。この比較からも、なぜクラスBが「最高基準」と呼ばれるのかが明確にご理解いただけるかと思います。

なぜクラスB滅菌器の導入が重要なのか

これまでの説明で、クラスB滅菌器が持つ卓越した滅菌能力についてご理解いただけたことと思います。歯科医院においてクラスB滅菌器の導入は、患者さんの安全を守る上で極めて重要です。特に、歯を削るハンドピース(タービン)は、内部に血液や唾液が逆流しやすい構造をしており、複雑な形状のため、クラスB以外の滅菌器では内部まで完全に滅菌することが非常に困難です。そのため、患者さんごとに交換し、クラスB滅菌器で確実に滅菌処理を行うことが、交差感染を防ぐ上で不可欠となります。

残念ながら、日本の歯科医院におけるクラスB滅菌器の導入率はまだ高いとは言えません。だからこそ、クラスB滅菌器を導入している歯科医院は、世界水準の感染対策意識を持っていることの証左であると言えるでしょう。この機器を導入していることは、単に設備が整っているというだけでなく、患者さんが安心して治療を受けられるように、目に見えない部分にまで徹底的に配慮している医院の姿勢を示しています。

クラスB滅菌器の存在は、患者さんが安心して治療を受けるための「目に見える安全の証」であり、歯科医院選びにおいて非常に重要な判断基準となるのです。

感染対策を徹底している歯医者が行う取り組み

安全で質の高い歯科治療を受けるためには、クラスB滅菌器のような単一の優れた機器があるだけでは十分ではありません。実際には、治療器具の洗浄から滅菌、そして適切な保管、さらには使用に至るまでの一貫したプロセス全体が、感染対策のレベルを大きく左右します。

感染対策を徹底している歯科医院では、器具の滅菌だけでなく、治療中に発生する飛沫対策、治療に使う水の管理、さらには使い捨て用品の積極的な活用といった多角的な取り組みを院内全体で実践しています。これから、これらの具体的な取り組みについて詳しく見ていきましょう。

治療器具の滅菌・洗浄プロセス

歯科治療で使用する器具は、患者さんのお口の中に直接触れるため、厳格な衛生管理が求められます。安全性を確保するためには、「洗浄→滅菌→保管」という一連の流れを正確に実行することが不可欠です。ここからは、これらのプロセスをステップごとに詳しく解説します。

ステップ1:洗浄機による精密な洗浄

滅菌プロセスの最初のステップは「洗浄」です。一見すると簡単な作業に思えるかもしれませんが、手洗いで器具の内部に付着した血液やタンパク質などの汚れを完全に除去することは非常に困難です。

そこで、感染対策を徹底している歯科医院では、ジェットウォッシャーやウォッシャーディスインフェクターといった専用の洗浄機を使用します。これらの機器は、器具の内部まで水を送り込み、80℃以上の高温水で洗浄・消毒することで、B型肝炎ウイルスなどの耐熱性病原体も不活化できます。これにより、滅菌の効果を最大限に引き出すための、極めて重要な前処理を行っています。

ステップ2:滅菌パックでの個別包装

洗浄と乾燥が終わった治療器具は、次に滅菌専用のパック(滅菌パック)に一つひとつ丁寧に封入されます。

この個別包装は、滅菌後の器具が空気中の細菌やウイルスに再び汚染されるのを防ぎ、患者さんの治療に使う直前まで無菌状態を確実に維持するための大切な工程です。また、滅菌パックには、滅菌処理が正しく完了したことを示すインジケーターが付いており、適切な管理が行われているかどうかの確認にも役立っています。

ステップ3:クラスB滅菌器による完全な滅菌

個別包装された器具は、いよいよクラスB滅菌器に入れられ、高温・高圧の蒸気によって完全に滅菌されます。これまでお話ししてきたように、クラスB滅菌器は、器具の複雑な内部や中空構造の隅々まで蒸気を行き渡らせることができるため、あらゆる微生物を完全に死滅させることが可能です。

このステップは、安全な歯科治療を提供する上で最も重要な「心臓部」とも言える工程であり、患者さんが安心して治療を受けられるための基盤となります。

ステップ4:衛生的な保管と使用直前の開封

滅菌が完了した個別包装の器具は、次に清潔な環境で管理された保管庫に収められます。そして、患者さんの治療を開始する直前に、患者さんご自身の目の前で開封するというのが、感染対策を徹底している歯科医院の標準的な運用です。

この「目の前で開封する」という行為は、単に衛生的であるだけでなく、医院が感染対策にどれだけ真剣に取り組んでいるかという姿勢を患者さんに直接伝えることにもなります。患者さんにとって大きな安心感につながる、信頼を築くための最終ステップと言えるでしょう。

歯を削る器具(タービン)の患者ごとの交換・滅菌

多くの患者さんが不安に感じる点の一つに、「歯を削る器具(ハンドピースやタービン)」の使い回しがあります。これらの器具は、非常に複雑な内部構造を持っているため、治療中に唾液や血液が逆流しやすいという特性があります。そのため、適切な処理を行わないと、患者さんから患者さんへと感染が広がる「交差感染」の大きなリスク源となってしまいます。

感染対策を徹底している歯科医院では、患者さん一人ひとりの治療が終わるたびに、このハンドピースやタービンを必ず交換します。そして、先ほど説明した洗浄・滅菌プロセス、特にクラスB滅菌器を用いた確実な処理を経て、完全に清潔な状態で次の患者さんの治療に使用しています。この取り組みは、その歯科医院の感染対策レベルを測る上で、非常に重要な指標となるのです。

使い捨て用品(ディスポーザブル)の積極的な活用

治療器具の徹底した滅菌と並行して、基本的な感染対策として不可欠なのが、使い捨て用品(ディスポーザブル製品)の積極的な活用です。患者さんがお使いになる紙コップやエプロン、歯科医師やスタッフが装着するグローブ(手袋)、注射針などは、一度使用したら必ず廃棄されます。

特にグローブは、患者さんごとに必ず交換することが徹底されており、これらの地道な取り組みによって、接触感染のリスクを大幅に低減しています。目に見えない部分ではありますが、こうした日々の小さな積み重ねが、医院全体の衛生管理の土台を築いているのです。

空気中のウイルス飛沫への対策

歯科治療では、歯を削る際などに目に見えない細かい水しぶき、いわゆる「エアロゾル」が発生します。このエアロゾルには、ウイルスや細菌が含まれている可能性があり、空気感染のリスクがあると言われています。

感染対策に力を入れている歯科医院では、このリスクに対処するため、複数の対策を講じています。例えば、治療中に発生する飛沫を強力に吸引する「口腔外バキューム」の設置や、ウイルスや細菌を除去する性能を持つ「医療用空気清浄機(例:メディカルライトエアー)」の稼働などが挙げられます。これらの設備によって、器具の滅菌だけでなく、診療室全体の空気を清浄に保ち、院内環境の安全性向上に努めているのです。

診療台周りの水を除菌するシステムの導入

意外と見落とされがちなのが、歯科治療で使用する「水」の衛生管理です。治療中にうがいをする水や、歯を洗浄するために使う水が細菌で汚染されていては、いくら他の感染対策を徹底しても意味がありません。

歯科ユニットの給水管路内には、細菌が集まってできる「バイオフィルム」というヌメりが発生しやすいという特徴があります。そこで、より高いレベルの感染対策を行う歯科医院では、給水管路全体を継続的に除菌するシステム(例:ポセイドン)を導入しています。これにより、治療に使う水の安全性まで徹底的に配慮し、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えているのです。

安全な歯医者を選ぶための5つのチェックポイント

ここまで、歯科医院で感染対策が重要である理由から、最高水準の滅菌器であるクラスB滅菌器、そして院内で行われる具体的な感染対策プロセスまでご紹介してきました。これらの知識を得たことで、「では、実際に安全な歯医者をどうやって見つければ良いのだろう」という疑問が湧いてくることと思います。このセクションでは、皆さんが安心して治療を受けられる歯科医院を見つけるために役立つ、具体的な5つのチェックポイントをご紹介します。

1. ホームページで感染対策について詳しく公開しているか

歯科医院を選ぶ際にまず確認したいのが、公式ホームページで感染対策について詳しく情報公開しているかどうかです。感染対策に自信を持ち、患者さんの安全に対して責任感のある医院は、その取り組みを積極的に発信している傾向があります。単に「滅菌を徹底しています」といった抽象的な表現に留まらず、「感染対策」や「衛生管理」といった専門のページを設け、どのような考え方で、具体的に何を行っているのかを文章で詳細に説明しているかを確認しましょう。情報が透明であることは、医院の誠実な姿勢の表れであり、安心して治療を任せられるかどうかの大切な判断基準となります。

2. クラスB滅菌器などの設備が明記されているか

二つ目のチェックポイントは、具体的な設備の名称がホームページなどに明記されているかです。例えば、「クラスB滅菌器」「ウォッシャーディスインフェクター」「口腔外バキューム」といった、これまでご紹介したような設備の具体的な名称が記載されているかを確認しましょう。これらの固有名詞を挙げて説明していることは、その医院が高い水準の感染対策設備に投資し、実践していることの客観的な証拠となります。漠然とした「滅菌を徹底しています」という言葉だけでなく、具体的な設備名が示されていることで、医院の感染対策への本気度を測ることができます。

3. 滅菌の工程や流れを写真付きで解説しているか

感染対策への信頼度をさらに高めるのが、「見える化」された情報です。言葉だけの説明だけでなく、治療器具の洗浄から滅菌、そして保管に至るまでの一連のプロセスを、写真や図解を用いて分かりやすく解説しているかを確認しましょう。実際の滅菌室の様子や、スタッフが器具を扱っている写真、滅菌パックに入った状態の器具などが掲載されていれば、医院が宣言している感染対策が、実際に運用されていることの強い裏付けとなります。患者さんにとっては、目で見て確認できる情報があることで、より大きな安心感につながります。

4. 厚生労働省の施設基準「外来環」の認定を受けているか

客観的な評価基準として注目したいのが、厚生労働省が定める「歯科外来診療環境体制加算(外来環)」の認定です。これは、偶発症への緊急時の対応、感染症対策、衛生管理体制など、国が定めた厳しい安全基準を満たしていると認められた歯科医院だけが取得できる施設基準です。この「外来環」の認定を受けていることは、その医院が国の定める高い水準の安全性をクリアしている証であり、信頼できる指標となります。ホームページなどに「外来環取得」の記載があるか、ぜひ確認してみてください。

5. 院内が清潔に保たれ、スタッフの意識が高いか

最後のチェックポイントは、実際に医院を訪れた際に、ご自身の目で確認することです。待合室や診療室、そしてトイレなどが常に清潔に保たれているか、スタッフの身だしなみや患者さんへの対応は丁寧か、といった点に注目してみましょう。衛生管理は日々の地道な積み重ねであり、院内の清潔さやスタッフの振る舞いには、その医院の感染対策に対する根本的な意識が表れます。オンラインの情報だけでなく、五感で感じる「清潔感」や「安心感」も、安全な歯医者を選ぶ上で非常に大切な要素となります。

まとめ:正しい知識で感染対策が万全な歯医者を選ぼう

ここまで、歯科医院の感染対策の重要性や、具体的な取り組みについて詳しく見てきました。「歯医者の感染対策は本当に大丈夫なのだろうか?」という漠然とした不安を抱えていた方も、もう心配する必要はありません。感染対策の要である「滅菌」の正しい意味、そして最高水準の滅菌を可能にするクラスB滅菌器の重要性をご理解いただけたことと思います。

治療器具の洗浄から滅菌、保管、そして使用直前の開封に至るまでの徹底したプロセスや、歯を削る器具の交換・滅菌、使い捨て用品の活用、さらには空気や水まで配慮した医院の取り組みを知ることで、歯科医院の感染対策が「点」ではなく「線」、そして「面」で構成されていることがお分かりいただけたでしょう。

これからは、ホームページで感染対策の情報を確認したり、クラスB滅菌器などの具体的な設備が明記されているか、滅菌工程が写真付きで解説されているかなどを積極的にチェックしてみてください。また、厚生労働省の施設基準である「外来環」の認定を受けているかどうかも、信頼できる判断基準の一つとなります。これらの具体的なチェックポイントを実践し、ご自身やご家族の健康を守るために、自信を持って安全な歯医者を選びましょう。この記事が、安心して歯科治療を受けるための一助となれば幸いです。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

志田 祐次郎 | Shida Yujiro
日本大学松戸歯学部卒業後、国保旭中央病院、医療法人恵潤会つるみ歯科・小絹つるみ歯科に勤務し、医療法人Belldent志田歯科の理事を務める。 学校法人広沢学園つくば歯科衛生士専門学校の講師を経て、絹の台歯科クリニック、いちファミリー歯科クリニックで勤務を重ね、2020年に「かなまち志田歯科」開院。  

【所属】

 

【略歴】

 

  金町駅/京成金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
かなまち志田歯科
住所:東京都葛飾区金町6-1-7 LCプレイス1階
TEL:03-5876-3443

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