ブリッジ vs インプラントどっちが正解!?後悔しない選び方を徹底比較|金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」平日20時/土曜18時まで診療の総合歯科医

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医療コラム

ブリッジ vs インプラントどっちが正解!?後悔しない選び方を徹底比較|金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」平日20時/土曜18時まで診療の総合歯科医

ブリッジ vs インプラントどっちが正解!?後悔しない選び方を徹底比較

ブリッジ vs インプラントどっちが正解!?後悔しない選び方を徹底比較

 

目次

 

葛飾区金町の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」です。
歯を失ったとき、どの治療法を選べばよいか迷うのは自然なことです。
とくに「ブリッジ」と「インプラント」は、どちらも固定式で自然な見た目を実現できるため、違いがわかりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
歯科医療の専門的な観点から見ると、それぞれに明確なメリットとデメリットが存在します。
今回は、インプラントとブリッジの違いを機能性・費用・治療期間・メンテナンス・リスクなどの視点から比較し、それぞれに向いている人の特徴についてもご紹介します。
どちらが自分に合っているかを知ることで、納得のいく選択ができるようになります。
結論としては、周囲の歯に負担をかけたくないならインプラント、費用や治療期間を重視するならブリッジが向いています。

 

治療方法の違いを比較

ブリッジとインプラントは、どちらも失った歯を補うための治療法ですが、そのアプローチは大きく異なります。
インプラントは顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けます。
一方、ブリッジは欠損した歯の両隣の健康な歯を削り、連結した人工歯を橋渡しのように装着する治療です。
インプラントは骨や歯肉の状態に左右されやすく外科処置が必要ですが、ブリッジは健康な歯がしっかりしていれば外科処置なしで治療可能です。
そのため、外科手術に不安がある方にはブリッジが選ばれることもあります。

 

噛む力や快適性の違い

インプラントは骨にしっかり固定されるため、噛む力や安定感が高く、違和感もほとんどありません。
咀嚼能率も天然歯に近く、固い食べ物でもストレスなく噛めるのが特長です。
一方のブリッジは、両隣の歯に支えられているため噛む力の一部が制限されます。
さらに、支えとなる歯に負担が集中しやすく、将来的な歯の寿命に影響を与えるリスクもあります。

  • ・インプラントは天然歯とほぼ同等の噛む力を実現できる
  • ・ブリッジは天然歯の約60%の咀嚼能率にとどまる
  • ・インプラントは単独で機能するため周囲の歯に負担をかけない
  • ・ブリッジは両隣の歯に大きな負荷がかかる
  • ・インプラントの方が違和感が少なく、見た目も自然なことが多い

 

費用と治療期間の違い

インプラントは自由診療のため、1本あたり約30万〜45万円が相場であり、保険は適用されません。
それに対して、ブリッジは保険診療が可能な素材もあり、治療費を1万〜2万円程度に抑えられるケースもあります。
治療期間にも大きな違いがあり、インプラントは顎骨との結合を待つ必要があるため6〜12か月程度かかります。
一方、ブリッジは早ければ3〜4週間で完了するため、急ぎたい方には有力な選択肢となります。
ただし、費用だけでなく長期的な視点も大切です。

 

メンテナンスや寿命の違い

インプラントもブリッジも、長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
インプラントは上部構造を外して専用のクリーニングを行うなど、やや特殊なケアが必要になります。
ブリッジは天然歯と同様のメンテナンスで済みますが、支えの歯にトラブルが生じると全体の再治療が必要になることもあります。

  • ・インプラントは10年以上の耐久性があり、定期的なプロケアが重要
  • ・ブリッジの寿命は7〜10年程度で、支えの歯が虫歯になると再治療が必要
  • ・インプラントのメンテナンスはやや複雑だが、独立しているため再治療がしやすい
  • ・ブリッジは一部の不具合が全体に影響しやすい構造
  • ・両者とも、ナイトガードや日々のセルフケアも長持ちさせるポイントになる

 

選び方のポイントと注意点

治療法を選ぶ際には、自分の希望や体の状態を考慮することが大切です。
インプラントは見た目や機能性、周囲の歯への優しさを重視する人に適しています。
ブリッジは費用や治療期間、外科手術への抵抗感がある方に向いています。
ただし、骨の量が足りなかったり、持病がある方はインプラントが難しいこともあるため、事前の診断が不可欠です。
どちらが絶対に正しいということはないため、歯科医師と相談しながら自分に最適な治療を選びましょう。

 

まとめ

インプラントとブリッジには、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。
周囲の歯を守りたいならインプラント、費用や治療期間を抑えたいならブリッジが選ばれます。
最終的には自分の口腔内の状態や生活スタイル、希望に合った方法を歯科医師と一緒に見つけることが大切です。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

志田 祐次郎 | Shida Yujiro
日本大学松戸歯学部卒業後、国保旭中央病院、医療法人恵潤会つるみ歯科・小絹つるみ歯科に勤務し、医療法人Belldent志田歯科の理事を務める。 学校法人広沢学園つくば歯科衛生士専門学校の講師を経て、絹の台歯科クリニック、いちファミリー歯科クリニックで勤務を重ね、2020年に「かなまち志田歯科」開院。  

【所属】

 

【略歴】

 

  金町駅/京成金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
かなまち志田歯科
住所:東京都葛飾区金町6-1-7 LCプレイス1階
TEL:03-5876-3443

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