ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いとは?メリット・デメリット比較|金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」平日20時/土曜18時まで診療の総合歯科医

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医療コラム

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いとは?メリット・デメリット比較|金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」平日20時/土曜18時まで診療の総合歯科医

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いとは?メリット・デメリット比較

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いとは?メリット・デメリット比較

 

葛飾区金町の歯医者・矯正歯科『かなまち志田歯科』です。
歯並びを整える歯列矯正を検討する際、多くの人がワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらを選ぶべきか悩むものです。
歯科矯正にはそれぞれ異なる特徴があり、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを理解することが、自身に合った方法を見つける上で重要となります。
ここでは、それぞれのメリットとデメリットを比較し、後悔しないための情報を提供します。

 

ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという小さな装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす伝統的な矯正方法です。
ワイヤーを調整することで、歯に継続的な力を加え、計画通りに歯を移動させることができます。
この方法は長い歴史があり、多くの症例に対応できる確立された治療法として世界中で行われています。

 

ワイヤー矯正の利点

ワイヤー矯正には様々なメリットとデメリットがあります。
特に、幅広い歯列矯正の症例に対応できる点や、治療期間を比較的短縮できる場合がある点が利点として挙げられます。
また、歯の動きを細かく調整できるため、複雑な不正咬合にも対応しやすい歯科矯正方法と言えます。

 

様々な歯並びに対応可能

ワイヤー矯正は、軽度から重度まで幅広い歯並びの歯列矯正に対応できることが大きなメリットです。
例えば、歯が大きく重なり合っている叢生や、抜歯を伴うような複雑な歯の移動が必要な場合でも、ワイヤーとブラケットを用いて適切に歯を動かすことが可能です。
これにより、多くの人がワイヤー矯正で理想的な歯並びを目指すことができます。

 

治療期間を短縮できる場合がある

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正と比較して治療期間を短縮できる場合があります。
これは、装置を常時装着するため継続的に歯に力が加わることや、マウスピース矯正よりも強い力で歯を動かせる場合があるためです。
しかし、歯列矯正の期間は個々の歯並びの状態や治療計画によって異なるため、一概には言えません。

 

細かな調整が行える

ワイヤー矯正のメリットとデメリットの中で、細かな調整が行えることは大きな利点の一つです。
ワイヤーを締めたり緩めたりすることで、歯科医師が歯の動きをミリ単位でコントロールできます。
これにより、複雑な症例や、より精密な歯並びの調整が必要な歯科矯正において、ワイヤー矯正は効果的な選択肢となります。

 

ワイヤー矯正の欠点

ワイヤー矯正にはいくつかのメリットとデメリットが存在します。
装置が目立ちやすいことや、取り外しができないため食事や歯磨きに工夫が必要になる点が挙げられます。
また、装着時に違和感や痛みを伴うことも、ワイヤー矯正の欠点と言えるでしょう。

 

取り外しができない

ワイヤー矯正のデメリットとして、装置を自分自身で取り外すことができない点が挙げられます。
ブラケットとワイヤーは治療期間中、常に歯に固定された状態となります。
そのため、食事や歯磨きの際には装置を装着したまま行わなければならず、慣れるまでは不便を感じる可能性があります。
この取り外しができない点は、ワイヤー矯正のメリットとデメリットを比較する上で考慮すべき点です。

 

装着時の違和感が生じやすい

ワイヤー矯正のメリットとデメリットのうち、装着時の違和感が生じやすいことは、治療を検討する上で知っておくべき点です。
歯の表面にブラケットやワイヤーが装着されるため、口の中の粘膜に擦れたり当たったりして、痛みや口内炎が生じることがあります。
また、歯が動き始める際に、歯に痛みを感じることも少なくありません。

 

マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピース(アライナー)を段階的に交換していくことで歯を動かす新しい矯正方法です。
オーダーメイドで作製されたマウスピースは、それぞれ形が少しずつ異なり、装着することで歯に一定の力が加わり、歯並びを徐々に改善していきます。
ワイヤーやブラケットを使用しないため、見た目が目立ちにくいという特徴があります。

 

マウスピース矯正の利点

マウスピース矯正には、従来のワイヤー矯正とは異なるメリットとデメリットがあります。
特に、装置が透明で目立ちにくいため、周囲に気づかれずに歯列矯正を進めたいと考える人にとって大きな利点となります。
また、ワイヤーやブラケットがないため、口の中の痛みや不快感が少ない傾向にあります。

 

装置が目立ちにくい

マウスピース矯正の大きなメリットとデメリットのうち、最も注目されるのは装置が目立ちにくい点です。
透明で薄いマウスピースを使用するため、装着していても周囲の人に気づかれにくく、歯列矯正中であることを気にせずに日常生活を送ることができます。
これは、見た目を重視する方や、仕事などで人前に出る機会が多い方にとって、非常に大きな利点となります。

 

痛みや不快感が少ない

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比較して痛みや不快感が少ない傾向にあります。
マウスピースは滑らかなプラスチックでできており、口腔内の粘膜を傷つけにくいため、口内炎ができにくいと考えられます。
また、歯にかかる力が比較的緩やかであるため、歯が動く際の痛みも軽減されることが多いです。

 

マウスピース矯正の欠点

マウスピース矯正にはいくつかのメリットとデメリットがあります。
その中でも特に重要なのは、治療の成功が患者さん自身の自己管理に大きく左右される点です。
また、すべての歯並びの症例に対応できるわけではなく、適応できないケースも存在します。

 

自己管理が必要

マウスピース矯正のデメリットとして、患者さん自身による毎日の自己管理が非常に重要となる点が挙げられます。
マウスピースは食事や歯磨き以外は、1日に20時間以上の装着が必要とされており、この装着時間を守らないと計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、期待される効果が得られなかったりする可能性があります。
装着時間やマウスピースの交換時期などを自己管理する必要がある点は、マウスピース矯正のメリットとデメリットを比較検討する上で考慮すべき点です。

 

対応できない症例がある

マウスピース矯正のメリットとデメリットのうち、対応できる歯列矯正の症例に限りがある点は重要な考慮事項です。
比較的軽度な歯並びの乱れや、部分的な矯正には適していますが、重度の不正咬合や、歯を大きく移動させる必要がある複雑なケースには対応できない場合があります。
そのため、マウスピース矯正を希望する場合でも、自身の歯並びが適応症であるか歯科医師に確認する必要があります。

 

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較

ワイヤー矯正とマウスピース矯正は、それぞれ異なる特徴を持つ歯列矯正方法です。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いは、装置の見た目や歯磨きの方法、食事に関する注意点など多岐にわたります。
それぞれのメリットとデメリットを理解することで、自分に合った矯正方法を選ぶ際の参考になります。

 

見た目の違い

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の一番大きな違いは、装置の見た目です。
ワイヤー矯正は歯の表面に金属製のブラケットとワイヤーを装着するため、装置が目立ちやすいというデメリットがあります。
一方、マウスピース矯正は透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立たず、周囲に気づかれにくいというメリットがあります。
これは、見た目のメリットとデメリットを重視する方にとって、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを判断する上で重要な要素となります。

 

歯磨きの違い

ワイヤー矯正とマウスピース矯正では、歯磨きの方法にも違いがあります。
ワイヤー矯正の場合、ブラケットやワイヤーが歯に固定されているため、歯ブラシだけでは磨ききれない箇所が多くなります。
食べかすが挟まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、歯間ブラシやタフトブラシなどを併用して丁寧に磨く必要があります。
一方、マウスピース矯正は食事や歯磨きの際に装置を取り外せるため、普段通りに歯磨きができ、口腔内を清潔に保ちやすいという利点があります。

 

食事に関する注意点

ワイヤー矯正とマウスピース矯正では、食事に関する注意点も異なります。
ワイヤー矯正の場合、硬いものや粘着性のあるものは装置に絡まったり破損させたりする可能性があるため、避ける必要があります。
一方、マウスピース矯正は食事の際に装置を取り外すため、基本的に食事の制限はありません。
ただし、装置を外している時間が長すぎると治療に影響が出るため、注意が必要です。

 

治療期間の違い

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の治療期間は、症例によって異なりますが、一般的にワイヤー矯正の方が比較的短期間で治療が完了する傾向があります。
これは、ワイヤー矯正の方が歯に強い力をかけやすく、より効率的に歯を移動させられる場合があるためです。
しかし、マウスピース矯正でも軽度な歯列矯正であれば比較的短期間で治療が終わることもあります。
最終的な治療期間は、個々の歯並びの状態や治療計画によって大きく左右されます。

 

治療中の痛み

ワイヤー矯正とマウスピース矯正のメリットとデメリットを比較する上で、治療中の痛みは気になる点の一つです。
ワイヤー矯正は、ワイヤー調整後に歯が動く際に痛みを伴うことがあります。
また、ブラケットやワイヤーが口の粘膜に擦れて痛みが生じることもあります。
マウスピース矯正は、新しいマウスピースに交換した際に圧迫感や軽い痛みを感じることがありますが、ワイヤー矯正に比べて全体的に痛みは少ない傾向があります。

 

日常生活における自己管理

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いとして、日常生活における自己管理の程度が挙げられます。
ワイヤー矯正は装置が固定されているため、特別な自己管理は必要ありませんが、装置周りの清掃を丁寧に行う必要があります。
マウスピース矯正は、1日に20時間以上の装着時間を守る、食事や歯磨きの際に装置を取り外す、定期的にマウスピースを洗浄するなど、患者さん自身による徹底した自己管理が不可欠です。

 

どちらの矯正方法を選ぶべきか

ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらを選ぶかは、個々の歯並びの状態やライフスタイル、治療における優先順位によって異なります。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、歯科医師と十分に相談し、自身に最適な歯列矯正の方法を選択することが重要です。

 

ワイヤー矯正が推奨される人

ワイヤー矯正は、幅広い歯列矯正の症例に対応できるため、特に重度の不正咬合や、歯を大きく移動させる必要がある複雑な歯並びの人に推奨されることが多いです。
また、自己管理に自信がない人や、装置の着脱が面倒に感じる人にも適しています。
装置が固定されているため、歯科医師の管理のもと確実に歯を動かすことができます。

 

マウスピース矯正が推奨される人

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくい装置を希望する人や、日常生活への影響を最小限に抑えたいと考える歯列矯正を希望する人に推奨されます。
また、比較的軽度な歯並びの乱れや、部分的な矯正を希望する人にも適しています。
自分で装置を取り外して食事や歯磨きができるため、衛生的に保ちたい人や、食事制限を避けたい人にも選ばれています。
ただし、自己管理能力が高く、決められた装着時間を守れることが前提となります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

志田 祐次郎 | Shida Yujiro
日本大学松戸歯学部卒業後、国保旭中央病院、医療法人恵潤会つるみ歯科・小絹つるみ歯科に勤務し、医療法人Belldent志田歯科の理事を務める。 学校法人広沢学園つくば歯科衛生士専門学校の講師を経て、絹の台歯科クリニック、いちファミリー歯科クリニックで勤務を重ね、2020年に「かなまち志田歯科」開院。  

【所属】

 

【略歴】

 

  金町駅/京成金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
かなまち志田歯科
住所:東京都葛飾区金町6-1-7 LCプレイス1階
TEL:03-5876-3443

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