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医療コラム

矯正を途中でやめるとどうなる?後悔する前に知るべき5つのリスク|金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」平日20時/土曜18時まで診療の総合歯科医

矯正を途中でやめるとどうなる?後悔する前に知るべき5つのリスク

矯正を途中でやめるとどうなる?後悔する前に知るべき5つのリスク

葛飾区金町の歯医者・矯正歯科『かなまち志田歯科』です。

歯科矯正は、美しい歯並びと健康的な噛み合わせを手に入れるための治療です。しかし、治療期間が1年から2年、場合によってはそれ以上と長く、その過程で痛みや不快感、高額な費用、そして定期的な通院といったさまざまな負担が伴います。そのため、「もうやめたい」と感じる方も少なくありません。

安易に自己判断で矯正治療を中断してしまうと、治療前の状態に戻るだけでなく、さらに歯並びや噛み合わせが悪化するなど、深刻なリスクに直面する可能性があります。それまでに費やした時間や費用が無駄になるだけでなく、お口全体の健康を損ねてしまうかもしれません。

この記事では、矯正治療を途中で中断した場合に具体的にどのようなことが起こりうるのか、その5つのリスクを詳しく解説します。さらに、もし治療継続が難しいと感じたときにどのように対処すべきか、そして後悔せずに治療を最後までやり遂げるためのポイントについてもご紹介します。

なぜ?歯科矯正を途中でやめたくなる主な理由

歯科矯正の治療中、「もうやめたい」と感じるのは、決して珍しいことではありません。治療期間が長く、日常生活にさまざまな負担がかかるため、多くの患者さんが一度は治療の継続をためらうことがあります。このセクションでは、矯正治療を途中でやめたくなる主な理由について、具体的に掘り下げていきます。続く見出しで、それぞれの理由がどのように患者さんの負担となっているのかを詳しく解説します。

矯正装置による痛みや不快感

矯正治療中に患者さんが最も直面しやすい問題の一つが、装置による痛みや不快感です。特にワイヤー矯正の場合、調整後は歯が浮いたような鈍い痛みが数日間続いたり、食事の際に咀嚼痛を感じたりすることがよくあります。慣れない装置が口の中の粘膜に当たって口内炎ができ、会話や食事が困難になることも少なくありません。

また、矯正装置は日常生活において、さまざまなストレスの原因となります。ワイヤーやブラケットが目立つことで見た目を気にしたり、食べ物が挟まりやすくなるため食後の歯磨きに手間がかかったりすることもあります。これらの身体的・精神的な不快感が積み重なることで、治療を続けるモチベーションが低下し、「もうやめたい」と感じる大きなきっかけとなるのです。

治療期間の長さと通院の負担

歯科矯正は、一般的に1年から2年、あるいはそれ以上の長期にわたる治療です。この長い期間、月に1回程度の定期的な通院が必要となり、これが患者さんにとって大きな負担となることがあります。特に、仕事や学業、プライベートとの両立が難しい場合、治療の継続が困難に感じられるでしょう。

多忙な社会人の方の場合、平日に仕事の休みを取って通院したり、仕事終わりに慌てて歯科医院へ駆けつけたりする時間的・精神的なコストは計り知れません。このような通院の負担は、治療が長引けば長引くほど蓄積され、「このまま治療を続けていけるのか」という不安や疲労感につながり、治療継続の大きな障壁となってしまうのです。

治療費用の経済的な負担

歯科矯正は、保険適用外の自費診療となるため、治療費用が高額になることが一般的です。治療開始時に総額を提示されていても、長期にわたる支払いや、調整料などの追加費用が発生することへの不安が、患者さんにとって経済的なプレッシャーとなることがあります。

特に、治療期間が当初の想定よりも長引いた場合、「費用がさらにかさんでしまうのではないか」という懸念が強まります。このような経済的な負担に対する不安や不満は、治療を中断しようと考えるきっかけの一つになりやすいでしょう。

引っ越しやライフスタイルの変化

予期せぬライフスタイルの変化も、矯正治療の継続を困難にする大きな理由となり得ます。例えば、転勤による引っ越し、結婚、妊娠・出産などは、物理的に現在の歯科医院への通院を不可能にしたり、生活環境が大きく変わることで治療の優先順位が下がってしまったりする原因となります。このような外的要因は、治療を始める時点では予測しにくい問題であり、誰にでも起こりうるものです。

通院が困難になったり、子育てなどで物理的に時間が取れなくなったりすると、やむを得ず治療の中断を検討せざるを得ない状況に陥ることがあります。自分の意志とは関係なく、治療の継続が難しくなるケースも少なくないのです。

矯正治療を途中でやめた場合に起こる5つのリスク

歯科矯正治療は、理想の歯並びと噛み合わせを目指す大切なプロセスです。しかし、どのような理由であれ、歯科医師の管理下を離れて自己判断で治療を中断することは、非常に危険な選択となります。軽い気持ちで治療をやめてしまうと、これまで費やしてきた時間や高額な費用が無駄になるだけでなく、お口の健康状態に深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。矯正治療を途中でやめることによって具体的にどのようなリスクが生じるのか、ここでは5つのポイントに絞って詳しく解説していきます。

リスク1:歯並びが治療前より悪化する「後戻り」

矯正治療を途中で中断する際、最も多くの方が直面するのが「後戻り」のリスクです。歯は、矯正装置によって動かされた後も、元の位置に戻ろうとする性質を持っています。この現象を「後戻り」と呼び、特に治療途中の不安定な状態で装置を外してしまうと、急速に歯が移動してしまいがちです。

「後戻り」と聞くと、単に治療前の状態に戻るだけだと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際には、歯が予期せぬ方向へ動いたり、隣り合う歯との間に不自然な隙間ができたりするなど、治療前よりも歯並びや噛み合わせが大きく乱れてしまうケースも少なくありません。これにより、見た目が悪化するだけでなく、食べ物が挟まりやすくなったり、歯磨きがしにくくなったりと、新たな口腔内の問題を引き起こす可能性があります。

せっかく頑張って治療を進めてきたのに、中断によってかえって状態が悪化してしまうのは非常にもったいないことです。後戻りを防ぐためには、歯科医師の指示に従い、最後の保定期間までしっかりと治療を継続することが不可欠と言えるでしょう。

リスク2:噛み合わせの不具合や健康への悪影響

矯正治療を途中で中断すると、歯並びが整っていないだけでなく、噛み合わせが不完全な状態で放置されるという深刻なリスクが生じます。不安定な噛み合わせは、一部の歯に過度な負担をかけることになり、その歯が欠けたり、すり減ったりする原因となります。また、詰め物や被せ物が外れやすくなるなど、既存の歯科治療にも悪影響を及ぼす可能性があります。

さらに、不適切な噛み合わせは、顎関節症(がくかんせつしょう)を引き起こす可能性が高まります。顎関節症になると、顎の痛みやクリック音、口が大きく開けられないといった症状が現れ、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。また、噛み合わせの不調は、頭痛や肩こり、首の痛み、めまいといった全身の不調にもつながることが知られています。これは、噛み合わせが全身のバランスと密接に関連しているためです。

このように、矯正治療の途中中断は、単に歯並びの問題にとどまらず、お口全体の健康、さらには全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があるため、安易な判断は避けるべきです。

リスク3:支払った治療費が無駄になる可能性がある

歯科矯正は、一般的に保険適用外の自費診療となるため、数十万円から百万円を超える高額な治療費がかかります。この費用は、患者さんにとって大きな負担となることは言うまでもありません。もし治療を途中でやめてしまった場合、これまでに支払ってきた多額の費用が、全て無駄になってしまう可能性が高いことを認識しておく必要があります。

多くの歯科医院では、矯正治療の契約時に治療費の総額が提示され、治療の進行状況に関わらず、患者さんの都合による中断の場合には返金がされないことが一般的です。これは、治療計画の立案、装置の作製、定期的な調整など、治療開始から中断までに発生した歯科医院側のコストがあるためです。結果として、理想の歯並びも手に入らず、口腔内の状態も悪化し、さらには金銭的な損失だけが残るという、何一つ得られない状況に陥ってしまう可能性があります。

リスク4:治療の再開が困難になり、追加費用や期間がかかる

「また気が向いたら再開すれば良いだろう」と、治療の途中中断を軽く考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、一度中断して後戻りなどが生じた歯並びを再び治療する場合、状況は一層複雑になり、当初の計画よりもはるかに困難な状態からのスタートとなることがほとんどです。

中断によって歯が不規則な位置に移動しているため、新たな治療計画を立て直す必要があり、それに伴い追加の検査や診断が必要となることもあります。結果として、治療期間は当初の予定よりも長くなり、再治療のために新たな装置が必要となれば、当初よりも高額な追加費用が発生する可能性が非常に高いでしょう。また、歯根吸収(歯の根が短くなること)や歯肉退縮(歯茎が下がる現象)など、治療を重ねるごとに歯への負担が増し、リスクが高まることも無視できません。

このように、安易な中断は、結果的に時間も費用も余計にかかり、歯の健康にもさらなるリスクを負うことにつながります。

リスク5:抜歯した場合、歯の隙間が埋まらない

矯正治療の中には、歯をきれいに並べるスペースを確保するために、健康な歯を抜歯するケースがあります。もし抜歯を伴う矯正治療を受けている方が途中で治療をやめてしまうと、抜いたスペースが中途半端な状態で残ってしまうという、非常に深刻なリスクを抱えることになります。

歯の隙間が残っていると、見た目が著しく損なわれるだけでなく、さまざまな口腔内の問題を引き起こします。例えば、隣接する歯がその隙間に向かって傾いてきたり、噛み合う相手の歯がその隙間に向かって伸びてきたりすることがあります。これにより、全体の噛み合わせが大きく崩れ、食事の際に食べ物が挟まりやすくなったり、発音に影響が出たりするなど、日常生活に大きな支障をきたす可能性が出てきます。

【段階別】矯正治療を中断する時期で異なるリスク

矯正治療を途中で中断してしまった場合のリスクは、治療をやめる時期によってその内容や深刻さが大きく変わります。ここでは、治療期間を「初期」「中期」「終盤」の3つのフェーズに分け、それぞれの段階で中断した場合にどのようなことが起こりやすいのかを詳しく解説していきます。

治療初期(歯を動かし始めた段階)でやめた場合

矯正治療を開始してから数ヶ月程度の初期段階で治療を中断してしまった場合、歯は動き始めたばかりで、非常に不安定な状態にあります。この時期に矯正装置を外してしまうと、歯は元の位置に戻ろうとする力が最も強く働き、急速に後戻りが発生しやすいのが特徴です。

多くの場合、短期間でほぼ治療前の状態に戻ってしまい、ひどいときには治療前よりも歯並びが乱れてしまうこともあります。初期段階で中断すると、これまでに耐えてきた痛みや、支払った治療費用、通院に費やした時間などがほとんど無駄になってしまう可能性が高いといえるでしょう。

治療中期(歯並びが大きく変化している段階)でやめた場合

歯並びが大きく動いている治療中盤で中断することは、矯正治療の中で最も危険な選択肢の一つです。この段階では、歯を並べるスペースを作るために抜歯が行われている場合、まだその隙間が閉じきっていなかったり、歯が大きく移動している最中であったりするため、非常に不安定な状態です。

もしこの時期に治療を中断してしまうと、噛み合わせが全く安定していない状態で放置されることになり、食事にも支障をきたすような深刻な問題が生じかねません。治療前よりもはるかに悪い状態に陥る可能性が最も高く、見た目だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼすリスクが非常に高まります。

治療終盤(歯並びがほぼ完成した段階)でやめた場合

歯並びがほぼ整い、治療のゴールが見えてきた終盤の段階で中断する場合でも、決してリスクがないわけではありません。一見、歯並びが綺麗に並んでいるように見えても、まだ噛み合わせの最終的な微調整や、歯根が安定するまでの期間が完了していない状態です。

この時期に「もうこれでいいだろう」と自己判断で治療を中断してしまうと、後戻りを防ぐための重要な保定期間に入ることができません。これまで長い時間をかけて整えてきた歯並びが、あっという間に崩れてしまうリスクが非常に高く、最後の詰めが甘かったためにこれまでの努力が水の泡になってしまう可能性が大いにあります。

「もうやめたい…」矯正治療の継続が難しいと感じたら?

矯正治療の期間は長く、その過程で痛みや不便さ、費用面での不安など、さまざまな困難に直面することは少なくありません。もし今、「もう矯正治療をやめたい」と強く感じているのであれば、その気持ちを一人で抱え込まず、まずは具体的な解決策を探すことから始めましょう。感情的な判断で治療を中断してしまう前に、冷静に状況を改善するための方法を検討することが、後悔しない未来につながります。

このセクションでは、治療を中断する前に検討すべき具体的な行動や相談のポイントを詳しくご紹介します。ご自身の状況に合わせた対処法を見つけ、前向きに治療を継続するための道を探る一助となれば幸いです。

自己判断で中断せず、まずは担当の歯科医師に相談する

矯正治療を「やめたい」と感じた時に、最も重要で最初に行うべきことは、自己判断で中断するのではなく、すぐに担当の歯科医師に相談することです。なぜ治療を中断したいのか、その理由を正直に伝えることが非常に大切になります。痛みや装置の不快感、通院の負担、経済的な不安など、具体的な困り事を伝えることで、歯科医師も患者さんの状況を理解し、適切な解決策を一緒に考えてくれます。

歯科医師は、治療のパートナーであり、専門家としての知識と経験を持っています。一人で悩みを抱え込まず、専門家である歯科医師に打ち明けることで、思いがけない解決策が見つかることもあります。後悔のない選択をするためにも、まずは担当医との対話から始めることが、問題解決への第一歩となります。

痛みや不快感を軽減する方法はないか尋ねる

矯正治療中に感じる痛みや不快感は、治療を継続する上で大きなストレスとなりがちです。もし痛みに悩んでいる場合は、遠慮せずに担当の歯科医師にその状況を詳しく伝え、軽減する方法がないかを相談しましょう。例えば、ワイヤー調整後の痛みが強い時には、市販の鎮痛剤を服用しても良いか、あるいはより効果的な処方薬があるかを確認することができます。

また、装置が口内の粘膜に当たって口内炎ができる場合は、矯正用ワックスを使用して物理的な刺激を和らげる方法があります。調整時の力の加え方を少し弱めてもらえないか、装置の種類を部分的に変更できないかなど、具体的な状況に応じて様々な軽減策が提案される可能性があります。痛みを我慢するしかないと諦めずに、まずは専門家である歯科医師に相談してみることが大切です。

治療計画や通院頻度の見直しを相談する

矯正治療は長期にわたるため、仕事や学業、プライベートの都合で通院が負担に感じることもあるでしょう。もし通院頻度や治療期間がネックになっている場合は、治療計画の見直しが可能かどうか、担当の歯科医師に相談してみてください。例えば、現在の通院間隔を少し延ばすことで、精神的なゆとりが生まれるかもしれません。

また、当初の治療目標を「完璧な歯並び」から「機能的に問題がなく、見た目も許容できる範囲」に修正することで、治療期間を短縮できる可能性もあります。柔軟な対応をしてもらえるケースも少なくありませんので、諦めてしまう前に、まずは歯科医師に相談し、ご自身のライフスタイルに合わせた治療計画を再構築できないか検討してもらいましょう。

やむを得ない場合は転院やセカンドオピニオンを検討する

引っ越しや転勤など、物理的な理由で現在の歯科医院に通えなくなる場合や、担当医との相性がどうしても合わないといった状況では、「転院」も有効な選択肢となります。転院先を探す際には、現在の矯正方法(ワイヤー矯正、マウスピース矯正など)を引き継いでくれる歯科医院を見つけることが重要です。日本矯正歯科学会の認定医を探すなど、専門性の高い歯科医院を選ぶことで、スムーズな移行が期待できます。

また、現在の治療方針や説明に疑問や不安を感じている場合は、他の歯科医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を求めることも有効です。複数の専門家の意見を聞くことで、より客観的に自身の状況を把握でき、納得感を持って治療を継続する、あるいは中断するという判断を下せるようになります。焦らず、ご自身にとって最適な選択をするための情報収集に努めましょう。

治療費の支払いについて相談する

高額な費用がネックとなり、矯正治療を中断したいと考える方も少なくありません。経済的な理由で悩んでいる場合は、治療費の支払い方法について、まずは歯科医院の受付やカウンセラーに相談してみることをお勧めします。多くの歯科医院では、患者さんが治療を完遂できるよう、さまざまな支払いプランを用意していることがあります。

例えば、一括払いが難しい場合には、分割払いの回数を調整してもらったり、提携しているデンタルローンの利用を紹介してもらったりすることが可能です。歯科医院側も、患者さんが治療を途中でやめてしまうことは望んでいませんので、親身になって相談に乗ってくれるでしょう。経済的な負担を少しでも軽減できる方法がないか、積極的に尋ねてみることが大切です。

後悔しないために!矯正治療を最後までやり遂げるポイント

これまで、矯正治療の途中でやめたくなった時の対処法について解説してきました。ここからは視点を変え、そもそも治療を中断したくならないための予防策についてお話しします。これから矯正治療を始める方も、現在治療中の方も、モチベーションを維持して最後まで治療をやり遂げるための心構えや具体的なポイントを一緒に見ていきましょう。

治療開始前にゴールとリスクを十分に理解する

矯正治療を始める前のカウンセリングは、非常に重要なステップです。どのような歯並びを目指すのかという治療のゴール、そしてそのゴールに到達するためにどれくらいの期間と費用がかかるのかを明確に理解しておく必要があります。また、治療中にどのような痛みや不便が伴うのかといった潜在的なリスクについても、納得できるまで歯科医師から詳しく説明を受けることが大切です。

事前の理解が不十分なまま治療を開始すると、後になって「こんなはずではなかった」と後悔する原因になりかねません。治療の困難に直面した際に、「この痛みや不便は一時的なもので、最終的なゴールのためには必要なことだ」と心の準備ができているかどうかで、治療継続への意欲は大きく変わるでしょう。

無理なく通える信頼できる歯科医院を選ぶ

矯正治療は数年にわたる長期的なプロセスであるため、歯科医院選びは治療を成功させる上で極めて重要です。治療費だけにとらわれず、ご自身の自宅や職場からの通いやすさ、診療時間、そして予約の取りやすさといった利便性を重視して選ぶことをおすすめします。無理なく定期的な通院ができる環境は、治療継続の大きな支えとなります。

また、歯科医師の人柄やスタッフの雰囲気も重要な選択基準です。何か困ったことがあった時に、気軽に相談できる雰囲気があるか、質問に対して丁寧に分かりやすく説明してくれるかなど、信頼関係を築けるかどうかを見極めることが大切です。安心して治療を任せられる歯科医院を選ぶことで、治療中の不安やストレスを軽減し、モチベーションを維持しやすくなります。

さらに、転勤などで引っ越しの可能性がある場合は、全国に系列医院を持つ歯科医院を選ぶことも一つの選択肢です。これにより、転居後もスムーズに治療を引き継ぎ、中断のリスクを減らすことができます。

自分のライフスタイルに合った矯正方法を選択する

矯正治療には、歯の表面に装置をつけるワイヤー矯正(表側矯正)、歯の裏側に装置をつけるワイヤー矯正(裏側矯正)、透明なマウスピースを使用するマウスピース矯正など、いくつかの種類があります。それぞれの治療法にはメリットとデメリットがあり、見た目、痛み、費用、そしてご自身での自己管理の必要性などが異なります。

例えば、人前で話す機会が多いお仕事をしている方であれば、目立ちにくい裏側矯正やマウスピース矯正が適しているかもしれません。また、装置の取り外しや洗浄といった自己管理が苦手だと感じる方には、歯科医師が管理する固定式のワイヤー矯正の方が継続しやすいでしょう。ご自身の性格やライフスタイル、仕事の都合などを総合的に考慮し、最も無理なく続けられる矯正方法を選ぶことが、治療を最後までやり遂げる上での鍵となります。

治療開始前に、それぞれの矯正方法について歯科医師と十分に話し合い、納得した上で最適な選択をすることが、後悔のない矯正治療につながります。

まとめ:矯正治療を途中でやめるのはリスクが高い!まずは歯科医師に相談しよう

歯科矯正は、美しい歯並びと健康な噛み合わせを手に入れるための有効な治療ですが、その道のりは決して平坦ではありません。痛みや不快感、費用、通院の負担など、さまざまな理由から治療継続が難しいと感じることもあるでしょう。しかし、どんな理由であれ、自己判断で矯正治療を途中でやめてしまうことには、「後戻り」による歯並びの悪化、噛み合わせの不具合による健康被害、そしてこれまでに支払った治療費が無駄になるなど、非常に多くの深刻なリスクが伴います。

もし今、あなたが「もうやめたい」と感じているのなら、感情的に中断を決める前に、まずは必ず担当の歯科医師に相談してください。歯科医師は、あなたの抱える悩みや不安を理解し、痛みの軽減策や治療計画、通院頻度の見直し、支払い方法の相談など、あなたに寄り添った解決策を一緒に考えてくれる存在です。時には転院やセカンドオピニオンを検討することも、治療を継続するための有効な手段となります。

矯正治療は長期にわたる忍耐が必要な治療ですが、困難を乗り越えた先には、きっと自信を持って笑える美しい口元が待っています。後悔のない選択をするためにも、一人で抱え込まず、専門家である歯科医師との対話を通じて、最善の道を見つけていきましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

志田 祐次郎 | Shida Yujiro
日本大学松戸歯学部卒業後、国保旭中央病院、医療法人恵潤会つるみ歯科・小絹つるみ歯科に勤務し、医療法人Belldent志田歯科の理事を務める。 学校法人広沢学園つくば歯科衛生士専門学校の講師を経て、絹の台歯科クリニック、いちファミリー歯科クリニックで勤務を重ね、2020年に「かなまち志田歯科」開院。  

【所属】

 

【略歴】

 

  金町駅/京成金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
かなまち志田歯科
住所:東京都葛飾区金町6-1-7 LCプレイス1階
TEL:03-5876-3443

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