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医療コラム

その黄ばみ、どうする?歯のクリーニングとホワイトニングの違いと選び方|金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科「かなまち志田歯科」平日19時/土曜18時まで診療の総合歯科医

その黄ばみ、どうする?歯のクリーニングとホワイトニングの違いと選び方

その黄ばみ、どうする?歯のクリーニングとホワイトニングの違いと選び方

葛飾区金町の歯医者・矯正歯科『かなまち志田歯科』です。

毎日のブラッシングを丁寧に行っていても、鏡を見るたびに気になる歯の黄ばみや着色。営業職や接客業など、人と接する機会が多い方にとって、口元の印象は第一印象を左右する大切な要素です。歯を美しく保つ方法として「クリーニング」と「ホワイトニング」がありますが、これらは目的や施術内容が大きく異なります。今回は、どちらを選べば自分の理想とする歯を手に入れられるのか、それぞれの違いや特徴をわかりやすく比較しながら解説します。

「歯を白くしたい」でも、クリーニングとホワイトニングどっちが良いの?

歯をきれいにしたいと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのがクリーニングとホワイトニングの二つです。しかし、どちらが自分に適しているのかを判断するためには、まず自分の歯が黄色く見えている根本的な原因を知る必要があります。

あなたの歯の黄ばみの原因は?セルフチェック

歯の黄ばみには、大きく分けて「外的な要因」と「内的な要因」の2種類があります。自分のライフスタイルや歯の状態を振り返り、どちらに当てはまるかチェックしてみましょう。

例えば、毎日コーヒーや紅茶、緑茶を好んで飲む方、赤ワインやカレーなどの色の濃い食べ物が好きな方、あるいはタバコを吸う習慣がある方は、歯の表面に「ステイン(着色汚れ)」や「ヤニ」が固着している可能性が高いと言えます。これらは外的な要因による黄ばみです。

一方で、加齢に伴って歯の表面の半透明なエナメル質が薄くなり、その内側にある黄色味を帯びた象牙質が透けて見えている場合や、幼少期に特定の抗生物質を服用した影響で歯自体が変色している場合は、内的な要因に分類されます。外的な汚れであれば表面を清掃することで改善しますが、内的な変色の場合は歯そのものを漂白する必要があります。

【比較】歯のクリーニングとホワイトニングの5つの違い

クリーニングとホワイトニングのどちらを選択すべきかを明確にするために、まずは代表的な5つの違いを比較してみましょう。目的や効果、アプローチ方法の違いを理解することで、自分に合った選択がしやすくなります。

違い① 目的:健康維持 vs 美しさの追求

クリーニングの主な目的は、お口の健康維持と虫歯や歯周病の予防です。日々のブラッシングでは落としきれない歯石や歯垢を取り除くことで、お口の中を清潔に保ちます。これに対して、ホワイトニングの目的は審美性の向上、つまり見た目の美しさの追求です。歯のトーンを上げて、より白い清潔感のある口元を作るために行われます。

違い② 効果:本来の白さに戻す vs 本来以上に白くする

得られる効果の限界にも違いがあります。クリーニングは、歯の表面に付着した着色汚れやタバコのヤニを取り除く施術です。そのため、得られる白さは「自分自身の本来の歯の色」までとなります。一方でホワイトニングは、専用の薬剤を用いて歯そのものの色を漂白するため、本来の歯の色よりもさらに明るく白い歯を目指すことができます。

違い③ 方法:歯の表面の掃除 vs 歯の内部を漂白

アプローチする方法も全く異なります。クリーニングは、専用の器具を用いて物理的に歯の表面を掃除し、汚れを削ぎ落としたり磨き上げたりします。一方でホワイトニングは、過酸化水素や過酸化尿素などの薬剤を歯に塗布し、化学反応によって歯の内部にある色素を分解して白くします。

違い④ 費用:保険適用の場合も vs 基本的に自費診療

費用面における大きな違いは、公的医療保険が適用されるかどうかです。クリーニングは、歯周病や虫歯の治療・予防といった治療目的であれば、保険が適用される場合があります。日常的なお口の掃除として定期検診に組み込まれることが一般的です。これに対してホワイトニングは、見た目を改善するための審美目的の施術であるため、健康保険は適用されず、全額自己負担の自費診療となります。

違い⑤ 頻度:定期的なケア vs 希望に応じたメンテナンス

推奨される施術頻度も異なります。クリーニングは、虫歯菌や歯周病菌の増殖サイクルに合わせて、およそ3か月に1回程度のペースで定期的に受けることが推奨されています。ホワイトニングは、一度白くした後に色が戻り始めるタイミング(一般的に数か月から1年程度)に合わせて、自分の希望する白さを維持するために追加の施術を行います。

歯のクリーニングとは?|健康な口元と本来の歯の色を取り戻す

歯のクリーニングは、単にお口の中をさっぱりさせるだけのものではありません。歯科医院で行うプロフェッショナルな口腔ケアであり、口腔環境を清潔に保つための基盤となる施術です。

クリーニングの主な施術内容(PMTC・エアフロー)

クリーニングにはいくつかのアプローチがあります。代表的なものとして「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」が挙げられます。これは専用の器具とペーストを使用し、歯科衛生士などの専門スタッフが歯と歯の間や歯ぐきの境目の汚れを徹底的に除去する施術です。

また、水と微細なパウダーを空気の力で吹き付けて汚れを飛ばす「エアフロー」と呼ばれる施術もあります。エアフローは、歯に直接器具を強く押し当てないため、痛みが少なく、細かな隙間に入り込んだ着色汚れやタバコのヤニを効率的に取り除くことができます。これらの施術により、日常の歯磨きではアプローチできない頑固な汚れを一掃します。

クリーニングで期待できる効果

クリーニングを受ける最大のメリットは、虫歯や歯周病の予防、そして口臭の改善です。お口の中の細菌は約90日で増殖してバイオフィルムと呼ばれる膜を形成するため、定期的に除去することが健康維持に欠かせません。

また、表面の着色汚れ(ステイン)が取り除かれることで、歯本来の自然なトーンを取り戻すことができます。さらに、歯の表面がツルツルに磨き上げられるため、新たな汚れや細菌が付着しにくくなるという予防効果も期待できます。

歯のホワイトニングとは?|薬剤で理想の白い歯を目指す

歯のホワイトニングは、専用の薬剤の力で歯を化学的に白くする施術です。本来の歯の色以上にトーンアップさせ、明るい口元を手に入れたい方に適しています。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い

歯科医院で行うホワイトニングには、大きく分けて「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」があります。

オフィスホワイトニングは、歯科医院にて高濃度の薬剤を歯に塗布し、特殊な光を照射して急速に漂白する施術です。1回の施術に1時間から2時間ほどかかりますが、即効性が高く、短期間で効果を実感しやすい特徴があります。

一方のホームホワイトニングは、歯科医院で自分専用のマウスピースを作製し、そこに低濃度の薬剤ジェルを注入して、自宅で毎日一定時間装着する方法です。白くなるまでに数週間ほどの期間を要しますが、時間をかけてじっくり薬剤を浸透させるため、色が後戻りしにくく、自然な白さを長く維持できるメリットがあります。

ホワイトニングで期待できる効果と持続期間

ホワイトニングを行うことで、顔の印象がパッと明るくなり、清潔感のある若々しい表情を作ることができます。営業活動や対面でのコミュニケーションにおいて、自分自身の自信にもつながるでしょう。

効果の持続期間については、オフィスホワイトニングが約3か月から6か月、ホームホワイトニングが約6か月から1年程度が目安とされています。どちらの方法であっても、施術後に時間が経過すると徐々に色の後戻りが生じるため、美しい白さを保つためには定期的なメンテナンスやタッチアップ(追加のホワイトニング)が必要です。

【目的別】あなたに最適なのはどっち?選び方ガイド

クリーニングとホワイトニングの違いを理解したところで、実際に自分がどちらを選ぶべきかの判断基準を整理してみましょう。現在の歯の状態や、最終的に目指したいゴールによって最適な選択肢は異なります。

まずは「クリーニング」がおすすめな人

次のような方は、まずはクリーニングから始めることをおすすめします。

・コーヒーや紅茶、赤ワインなどの着色汚れや、タバコのヤニが気になっている方

・お口の健康(虫歯・歯周病)を維持し、口臭を予防したい方

・不自然に真っ白にするのではなく、自分本来の自然な歯の明るさに戻したい方

・治療や検査も兼ねて、定期的なメンテナンスとしてお口をきれいに保ちたい方

クリーニングはすべての年齢層の方に推奨されるケアであり、お口のトラブルを未然に防ぐためにも基本となるステップです。

「ホワイトニング」がおすすめな人

一方で、以下のような希望やライフスタイルをお持ちの方にはホワイトニングが適しています。

・自分の本来の歯の色よりも、さらに明るく清潔感のある白さを目指したい方

・結婚式や面接、重要なプレゼンテーションなどのイベントを控えており、第一印象を良くしたい方

・加齢による歯の黄ばみが気になり、若々しい印象を取り戻したい方

・歯磨き粉や市販のケアではどうしても満足できる白さを得られなかった方

化学的に歯のトーンを変化させるため、目に見える変化を重視する方に最適です。

効果を最大化するなら「クリーニング後のホワイトニング」が最適解

より確実で美しい仕上がりを求めるのであれば、クリーニングを行ってからホワイトニングを施すステップが最も理想的です。

歯の表面に歯石やステイン(着色汚れ)、プラークが付着したままホワイトニングの薬剤を塗布しても、薬剤が歯に均一に浸透せず、白さにムラができてしまう原因になります。事前にクリーニングで遮る汚れを取り指しておくことで、ホワイトニング薬剤の効果を最大限に発揮させ、均一で美しい白い歯へと導くことができます。

施術を受ける前に知っておきたい注意点とリスク

歯を美しく健康にする施術ですが、受ける前にはいくつか理解しておくべき注意点やリスクが存在します。事前に把握しておくことで、トラブルを防ぎ、より納得のいく選択ができるようになります。

ホワイトニングの効果が出にくい歯がある

ホワイトニングの薬剤は、天然の健康な歯にのみ反応します。そのため、虫歯治療などで入れられた被せ物やプラスチックの詰め物(レジン)、金属などの人工物には効果がありません。ホワイトニングによって自分の歯だけが白くなると、人工物との色の差が目立ってしまうことがあるため、施術後に詰め物のやり直しが必要になる場合があります。また、神経が死んでしまっている歯や、特定の薬剤による強い変色がある歯も、通常のホワイトニングでは白くなりにくい性質があります。

施術中や施術後にしみることがある(知覚過敏)

ホワイトニングの薬剤が歯の神経を刺激することにより、施術中や施術後に一時的に歯がキーンとしみる「知覚過敏」の症状が出ることがあります。多くは24時間から48時間以内に自然と治まりますが、もともと歯がすり減っている方や、目に見えない微細なヒビがある方は、痛みを強く感じやすい傾向があります。痛みが不安な場合は、歯科医師やスタッフに相談し、薬剤の濃度を調整してもらうなどの対策を講じることが重要です。

効果を長持ちさせるためのアフターケア

ホワイトニングやクリーニングの効果をできるだけ長く保つためには、施術後のセルフケアが欠かせません。

特にホワイトニング直後は、歯の表面を保護している膜が一時的に剥がれているため、通常よりも着色しやすい状態になっています。施術後24時間程度は、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、醤油などの色の濃い飲食物を避けることが推奨されます。また、日常のブラッシングに加えて、着色汚れを防ぐ成分が配合されたハミガキ粉を使用したり、飲食後に水で口をゆすぐといった小さな習慣を意識することが、美しい状態を維持するポイントです。

クリーニングとホワイトニングに関するよくある質問

実際に歯科医院に足を運ぶ前に、多くの人が抱く疑問について解消しておきましょう。よくある代表的な質問と回答をまとめました。

Q. クリーニングとホワイトニングは同じ日にできますか?

多くの歯科医院では、同日の施術が可能です。ただし、お口の状態によっては同じ日にできないこともあります。例えば、歯ぐきに強い炎症(歯肉炎や歯周病)がある場合、クリーニングの際に出血してしまうと、その血液がホワイトニング薬剤の効果を阻害してしまうことがあります。その場合は、まずクリーニングを行って歯ぐきの状態を改善させてから、後日にホワイトニングを行う方が安全で効果的です。

Q. クリーニングだけで歯は白くなりますか?

クリーニングによって歯の表面を覆っている茶渋やタバコのヤニなどの着色汚れが完全に除去されるため、これだけでも見違えるほどすっきりと明るくなり、「白くなった」と実感される方はたくさんいます。しかし、それはあくまで「ご自身の本来の歯の色」に戻った状態です。自分の持っている本来の色よりもさらに明るく、魅力的な白い歯にしたい場合は、ホワイトニングが必要となります。

Q. 市販のホワイトニンググッズとの違いは何ですか?

市販されているホワイトニングを謳う歯磨き粉やシートなどは、日本の薬機法(医薬品医療機器等法)の規制により、歯科医院で使用されるような「過酸化水素」などの漂白成分を配合することができません。市販品の主な目的は、歯の表面の汚れを落としたり、着色を予防したりすることに留まります。歯の内側から根本的にトーンアップさせ、本来以上の白さを引き出すためには、歯科医院での施術が不可欠です。

まとめ:違いを理解して、自分に合った方法で自信の持てる笑顔を手に入れよう

歯をきれいに保ちたいという気持ちは、見た目の美しさだけでなく、お口全体の健康と自分自身の自信を守ることにもつながります。

歯の表面に溜まった日常的な汚れを落として自然な明るさを取り戻し、虫歯や歯周病を防ぐための「クリーニング」。そして、薬剤を用いて歯の内部から漂白し、理想とする白さを追求する「ホワイトニング」。それぞれのアプローチや目的を正しく理解し、自分の状態に合わせて組み合わせることで、健康的で魅力的な笑顔を維持することができます。

まずは自分のお口の状態を知るためにも、信頼できる歯科医院に相談し、適切な提案を受けてみてはいかがでしょうか。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

志田 祐次郎 | Shida Yujiro
日本大学松戸歯学部卒業後、国保旭中央病院、医療法人恵潤会つるみ歯科・小絹つるみ歯科に勤務し、医療法人Belldent志田歯科の理事を務める。 学校法人広沢学園つくば歯科衛生士専門学校の講師を経て、絹の台歯科クリニック、いちファミリー歯科クリニックで勤務を重ね、2020年に「かなまち志田歯科」開院。  

【所属】

 

【略歴】

 

  金町駅/京成金町駅徒歩2分の歯医者・矯正歯科
かなまち志田歯科
住所:東京都葛飾区金町6-1-7 LCプレイス1階
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